庭を望む大きな窓が特長のリビング。
春夏秋冬で景色が移り変わる自然のピクチャーウインドウです。
窓を開けると森の清々しい空気が家中に広がって気持ち良いですね。
梁現しの天井と、漆喰の壁、無垢の床で自然素材をたっぷり使った室内はさらっとした空気で心地よい空間。
庭に繋がるウッドデッキで家の内と外とを感じながら過ごす毎日が楽しみですね。

リビングのTV面にある扉を開くとリビングクロークに繋がっています。
さらにリビングクロークの奥の扉は和室の隣の縁側に繋がっています。
リビングと和室を繋ぐ通路にもなる便利な部屋です。
リビングクロークの中は、パソコン作業ができるワークスペース、ミシンが掛けられる家事スペース、そして、リビングの雑多なものを収納できる収納スペースがあります。
リビングクロークがあることで、リビングをいつも綺麗に保つことができます。

リビングと繋がる小上がり和室は、縁なし半畳の畳と対になるように天井もスクエアの木の板を採用。ミッキー柄の可愛いふすまを使ってモダンで明るい雰囲気にまとまりました。
子どもさんが小さい頃はお昼寝の場所にしたり、冬にはこたつを出して家族でぽかぽかと温まったりと、リビングと同じ空間でも違った使い方ができる便利な場所です。
小上がりの部分には収納ができるので、おもちゃを収納したり、オムツを入れて置いたりと、すぐに欲しい物を収納にすることで、とても便利に使えます。

リビングと天井の高さを変えたダイニングは、仕切りがなくても囲われ感のある落ち着いた空間になりました。
レンガ風の模様の入ったベージュカラーのキッチン腰壁が可愛いですね。
ダイニングテーブルは、リビングや小上がり和室も見守れる特等席。
子どもの勉強を一緒に見たり、家族みんなで食事を楽しんだり、リビングで遊ぶ子どもを見守りながら晩酌を嗜む、家族の中心の場所です。

キッチンは自然の風合いを楽しめるクリナップの「ラクエラ」を選びました。
ステンレスのワークトップと併せてカッコイイ雰囲気です。
キッチンの隣の扉はファミクロと水まわりに繋がっていて、反対側は玄関と繋がったパントリ―。
家事動線を便利に集約しています。

木肌の格調が際立つイナゴ天井と、吹き寄せ障子の立体感が趣をもたらす本格和室。
じゅらく壁と畳の香りで心が落ち着きます。
障子を開けると縁側に差し込むあたたかな光が素敵ですね。
床の間にも外の光をとりこむ地窓を設置。
花瓶などのオブジェを飾る場所にも適しています。

角部屋なので、2方向に窓をとれた明るい子ども部屋です。
造り付けのデスクスペースは棚の位置をかえることで収納スペースにも変身。
子どもさんのライフスタイルに合わせてながく使いやすいお部屋になりました。

主寝室と繋がる子ども部屋は大きく間口が開くところがポイント。
子どもさんが小さいうちは親さんと一緒に眠る時期ですね。
でも主寝室に家族で眠るように想定すると少し狭い。
そんな時期は主寝室との扉を開けて家族で眠れるベッドルームにしちゃいます。
棚もいっぱいありますので、子ども部屋として使わないときはセカンドリビングや書斎として使うことができます。
日々の暮らしが快適に心地よく続く間取りの仕掛けです。

陽の光や鳥の声で朝を迎えることができそうな、窓から森の景色を楽しめる主寝室。
無垢の床と白を基調としたナチュラルで心落ち着く雰囲気のお部屋です。
クローゼットはナチュラルグリーンの壁紙で素敵な雰囲気。
ウォークインできる奥行を確保しました。
パイプの高さも、棚の高さも変えられるので、取り出しやすく仕舞いやすい収納スペースを自分で作り出すことができます。

縦ラインの黒のガルバリウム鋼板と横ラインの木張りがおしゃれな外観です。
軒天にも木を使い、まわりの森林と馴染む美しいコントラストを生み出しました。
3枚扉の玄関ドアは広く開く間口で、光と風を多く採りこみます。
庭に設置したウッドデッキは和室からリビングまで長く繋がっていて、どのお部屋からも森の恵みを楽しめるお気に入りの場所になりました。