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  • 【健康的な日常生活には断熱性能がポイント】2021.05.15

    昔から家の断熱は家の建てる時の重要な項目の一つとされてきました。

     

    近年、電化製品の高性能化と冷暖房設備の普及で、夏の暑さと冬の寒さだけでなく、1年を通して温度の急激な変化を軽減することが可能となりました。温度の急激な変化を抑えることは体調不良などのリスクを減らし、健康的な日常生活へとつながる一因となります

     

    なぜ家の暑さや寒さを和らげると健康につながるのでしょうか?

     

    普段の生活での掃除や家事により体の体温か上がったり、その後に汗をかいて身体が冷えたりします。

     

    そのような時に家が暑すぎたり寒すぎてしまうと、風邪を引いたり脳卒中や脳梗塞を引き起こす原因となるからです。

     

    つまり、温度の急激な変化をいかに抑えるかが重要になります。

     

    住まいの温度差を軽減するには、暑い外気温を防ぎ、寒い風が入ってこないような家をつくるのがポイントです。そこで重要なのが「断熱性」です。

     

    熱は温度が高いほうから低いほうに伝わる性質を持っており、家の断熱性も同じです。

     

    夏は外の熱気が家のなかに入り込みやすく、冬は家のなかの暖気が外に逃げていきますが、断熱材を入れることで、家の外と内の熱の流入と流失を防ぐことが出来ます。

     

     

    断熱性能の高い家のポイントは2つあります。

     

    ①窓からの熱を遮熱性の高い窓ガラスで防ぐ

     

    日差しが強く差し込み暑さが厳しい部屋の場合、室内に太陽の熱がこもってしまいます。これは、ガラスを通った光が熱となって室内を暖めることが原因です。

     

    その対策として日光を反射してくれる遮熱性能を備えた窓ガラスを選ぶことで改善されます。

     

    ②外断熱工法を取り入れる

    一般的な木造住宅で使われている断熱工法は主に2つあります。

     

    ・内断熱といわれる充填断熱工法

    ・外断熱といわれる外張り断熱工法

     

    外断熱は構造材の外側を断熱材でくるむ方法(家を囲うイメージ)です。内断熱の方法に比べコストは上がるものの、住まい全体をくるむことで外からの熱を伝わりにくくし、高い断熱効果が見込めます。

     

    建物の「断熱性能」の向上は、家で使う冷暖房エネルギーの効率化につながり、健康で快適な住宅環境と省エネを両立することができます。

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