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  • ヒートショック対策は大丈夫?〜温度差により起こるヒートショックと住まいの関係〜2021.05.01

    近年、ヒートショックで亡くなる子どもや年配の方が増加しています。
    この原因に住宅の「断熱性能」が大きく関わっていることはご存知でしょうか?

     

    誰にでも起こる可能性のあるヒートショックは、温度差が原因で急激な血圧高下によって体に負担がかかることで、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こします。最近では、ヒートショックによる浴室での溺水も増加傾向にあります。

     

     

    ヒートショックは、リビングや部屋と脱衣所・浴室との温度差が原因となるので、その温度差をなくすことで、ヒートショックが起こりにくくなる事も証明されています。

     

    そのため、住まい全体の温度差をなくす方法として「家の断熱性能・気密性能」が重要となってきます。
    住まい全体の温度を均一化(温度のバリアフリー)して健康を守るためにはいかに断熱性・気密性を高められるかがポイントです。

    断熱性能の高い住まいづくりのポイントは2つあります。

     

    ・外壁と内壁の間に断熱材を入れる
    ・断熱性の高い窓を採用する

     

    「断熱性能」が十分ではない家は、外の空気の温度が壁や窓を通して家の中に入り込むため、冬は寒く、夏は暑くなり、ヒートショックの原因となります。

     

    気密性能の高い住まいづくりのポイントは、壁と壁、または壁と天井など隙間を作らずに家を建てることにあります。

     

    従来の家は、在来工法という湿気などを逃がす役割を重視した木造住宅が多いですが、近年は技術の進化により木材が適度に湿気を吸うことや断熱材の高性能化により、高気密の住宅を建てることが可能になりました。

     

    断熱性・気密性高いの住まいは、ヒートショックを防ぐ上で外せないポイントですので住まいづくりの参考にしてください。

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